みなさんは、今の仕事に満足していますか?
「本当にこの仕事でよかったのかな?」「もっと自分に向いていることがあるんじゃないか」——そう感じたことがある人は少なくないと思います。
私自身、そう感じてきた一人です。
商業高校を卒業し、公認会計士を目指して専門学校に進学。2年間で日商簿記1級を取得し、希望通り経理職として新卒で企業に就職しました。
数字を扱う仕事は得意分野だったはず。でも、実際に働いてみると、思っていた以上に合わない部分が多くありました。さらに、職場でのパワハラが重なり、心身ともに疲弊していきました。
そんな中で部署異動を経て、現在は放課後等デイサービスの現場で働いています。これは、まったくの未経験からのスタートでした。
でも、今の私は毎日が楽しいんです。

子どもたちと向き合い、支援し、一緒に笑ったり、悩んだりする中で、「この仕事が自分に合っている」と自然に感じられるようになりました。
特別なスキルがなくても、相手を思いやる気持ちがあれば大丈夫。うまく言葉にできない思いを抱える子、心が不安定な子と過ごす時間は大変ですが、だからこそ一人ひとりの成長や笑顔が大きな喜びになります。
この経験を通して、私は一つ大きな気づきを得ました。
「向いている仕事=得意なこと」ではない。
「向いている仕事=自分の心が自然に動く仕事」なんだと。
就職前の私は、「得意なことを活かせる仕事を選ぶべき」と思い込んでいました。でも、実際に働いてみないと見えないものがたくさんあります。
だからこそ、もし今の仕事に違和感を抱えているなら、それは「逃げ」ではなく「新しいスタートのサイン」かもしれません。環境を変えることで、自分の新しい可能性に出会えることもあるんです。
私のように遠回りしたように感じるキャリアでも、それが結果的に「本当に向いている仕事」に出会うきっかけになります。
ぜひ、焦らず、自分の心に耳を傾けてみてください。
あなたにとっての「向いている仕事」は、きっとどこかで待っています。